2015年11月18日水曜日

悲憤慷慨(その1):『もんじゅ』は即止めちまえ!!

本当に困ったもんだ。政府は、まだ『もんじゅプロジェクト』は実現出来るとして研究を継続しようとしている。『もんじゅ』が国家プロジェクトになったのが49年前の1966年(昭和41年)である。その時代なら「もしかすると『核燃料サイクル』は実現可能かも?」と机上で考えたのであろう。それから半世紀が経っても全く目途が立っていない。いや全く研究が先に進んでいないのである。毎年本プロジェクトに1600億円を使い、これまでに実現不可能な本プロジェクトに何と16兆円を使って来たのだ。信じられない!!何度も繰り返すが、「原子核に中性子を当て核が分裂する際に出す熱を使って発電する」といった発電技術は【神様の領域】を犯す机上のテクノロジーであり、実現は不可能なのである。立派(?)な科学者や技術者が居るのになぜそんなことに気付かないのであろうか?【神様の領域】を犯している技術は万が一の事故が起きた場合には手の施しようがない。それは3・11の福島原発事故の結果を見てもはっきりしている。汚染された泥や水を袋に入れて保管しているが、この袋の寿命は? やぶれたらどうするのか?大量の使用済み燃料棒は、今はプールに入れて保管しているが、最終的にはどこへ処分するのか全く現状では目途が立っていない。何度も言いうが、本プロジェクトは即「廃炉」に切りかえ、まずは解体し、最終処分に持って行くべきなのだ。私たちは遂に孫やその先の世代にまで【負の遺産】を作ってしまったのだ。
本当に御免なさい!!

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