2017年2月5日日曜日

21世紀の国富論と春節


この題名では全く結びつきが分からない。「風吹けば桶屋が儲かる」と同じような事か。しかしこの題名は私とワイフだけしか理解できないのである。「もうアメリカの真似事は止めよう。日本型の資本主義を目指そう」なんて言う表題に引き付けられて、原丈人(じょうじ)著『21世紀の国富論」を読んでいたら、「あとがき」に「原鉄道模型博物館100ヶ国語の解説」と書かれていた。これは全く国富論とは関係ないではないか。そこには著者の父原信太郎氏の手作り模型電車が日本一のジオラマの中を走っていると書かれており、即座に訪ねてみようという事になり、2月5日の日曜日にワイフを誘って「横浜」に向かった。
実は私も子供の頃は「電車マニア」でOゲージに始まり、HO, Nゲージへと時代とともに線路幅が狭くはなっていったが、HOゲージでは家の引き戸レールの上を走らせ、Nゲージ時代になるとベニア板の上に山を作り街を作って線路を何重にも組んで複数の路線をつくり電車を並走させて満喫していたものである。ベニア板の上に耳をくっ付けて線路の上を走るゴーーという音の強弱に痺れていたのを思い出す。広いジオラマ館内で雰囲気を満喫して、それでは「横浜」まで来たので「中華街」にでも出て夕食を摂ろう向かったが、そこは驚きの人溜り。
一体今日は何なのか?? 人に尋ねると「春節のパレード」だという。人垣を分けて側の中華飯店に入ったが中はガラガラ。しめしめと静かな雰囲気の中で美味しい中華料理を楽しむことが出来た。しかし店の外では太鼓と爆竹の音が響き渡っていた。全く関係ない事が繋がり合い、思いも寄らず横浜まで出てしまった不思議な一日でした。

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