2013年8月31日土曜日

メタボリックシンドロームからの脱出

2年前の平成23年7月つまり私の誕生日の月に文京区から届く年一度の「定期健康健診」を受診しましたが、その診断結果は「メタボ警戒です。文京区が企画している【健康プログラム】に参加しましょう」とのコメントが付いていました。どうやら診断結果を見ますと、赤字で表示されていた項目、LDLコレステロール(161)、空腹時血糖(197)と高く、最もショックを受けたのが腹囲の91cmでした。その結果として「メタボリック予備軍」と診断されたのです。
そもそもは欧米の生活体系、食文化が日本に蔓延した結果、高血糖や高血圧が重積して相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まり始め、日本政府が早く手を打とうとメタボリックシンドローム概念を取り入れ糖尿病対策を行う方針が打たれ、平成20年4月から【特定健診制度】が実施されたわけですが、このお蔭で私はラッキーにも不名誉な「メタボ予備軍」と判定されたわけです。(動脈硬化の危険因子につては右上の表参照)
早速昨年の1月から半年の【健康プログラム】を受けました。この【健康プログラム】の内容は、2カ月ごとに区役所の健康センターに出かけて身体検査と簡単なストレッチ体操をするのですが、初回に【私の健康スタイル宣言】をさせられ、その目標を達成するための3つの約束を書かされます。私は次のように書きました。
『私は自分の「健康スタイル」として、体重:66.0kgを目標とし理想の自分を手に入れます。これを達成するために①週に1回休肝日を設ける、②週に最低1回スポーツジムに通う、③椅子運動を毎日5分実行、を宣言します。』

そしてそのプログラムの2回目からは、健康アドバイザーから“3つの約束”が守られているかの問診を受けます。そして昨年の誕生月の7月になり「定期健康健診」を受けましたが、体重が66.6kg、腹囲が87cmと診断され残念ながらまだ目標は達成されなかったのです。悔しさの余りに、もう一度【健康プログラム】を受けることにすることで自分を落とし込めば道も開けようと判断したのです。その2度目の【健康プログラム】の最終検診日がこの8月14日だったのです。なんと体重65.8kg、そして「腹囲」は85cmとなっており、遂に「メタボリックシンドローム」からの脱出に成功し【修了証】を受領できたのでした。(現在では上の写真のように腹囲84.5cmになっています。)
 

厚生労働省では凡そ2000万人が「メタボ予備軍」と推定しており、平成27年度までに25%減を目標にしているそうで、私はその500万人の内の一人になれたのです。その日も猛烈に暑い夏日でしたが、区役所から外に出た時はなんとも軽やかな足取りだったのです。

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