2013年9月6日金曜日

【文京ふるさと歴史館】にてガイド役

<文京ふるさと歴史館の入口>
私は今年に入って【文京ふるさと歴史館】の『常設展示解説ボランティアガイド』になりました。文京区の歴史を再確認しながら、歴史館を訪ねて来られた方々に内容を楽しく伝えて行くことが出来たらと思っています。文京区といえば「台地」と「坂」と「水」の織り成す歴史の世界なのです。文京区付近は旧石器時代にはリアス式海岸のように台地が突き出し、台地間には深く谷が食い込んでいたようです。従って海岸に近い部分では多くの貝塚や遺跡が見つかっています。
<弥生土器>
文京区の“弥生町”から「縄文土器」とは違う土器が発掘されたことから「弥生土器」と命名され、その時代を「弥生時代」(紀元前5~4世紀から紀元3世紀)と呼んでいます。
私は来場者への解説で特に力を入れて紹介しているのが次のようなポイントです。(1)「縄文土器」と「弥生土器」とはどこが違うのか? (2)千駄木貝塚から縄文時代の人骨が発見されたが、なぜ数千年を経てもそのまま残っていたのか? (3)「弥生土器」の発見された場所は今も謎です。しかし本命の場所は? (4)酒問屋「高崎屋」のお屋敷図は当歴史館の重要収蔵品なのですが、さてこの絵はどっち向き(方角)の絵か? 
<高崎屋のお屋敷図 さてどの方角か?>
(5)樋口一葉と五千円札について などなど沢山興味のあるお話を用意しています。

今度は11月23日(勤労感謝の日)11:00~14:00、文京ふるさと歴史館にて解説ボランティアガイド役でお待ちしておりますので、文京区の歴史にご興味のある方は是非お越し下さい。私のアテンド日時がまだ随分と先の話しですので、その日時が変更になる場合がありますので、お越しの方は事前にメールにてお知らせ下されば有り難いです。

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