2016年12月23日金曜日

『江戸連』12月講「忘年会」無事終了

<投扇興>
毎年「堀切菖蒲園」の集会場での開催が恒例となった「江戸連」の忘年会、今年も12月18日(日)開催され、その開幕は「投扇興」に始まり、次が「日本舞踊」そしてこれも恒例となった【花伝亭長太楼】さんの「落語」と盛り沢山の出し物、そして最終章はその集会場での「宴会」となる。 
<お集まりの皆さん>
日本舞踊は「藤間信子師匠」と二人のお弟子さんによる「江戸唄」に載せて舞れました。江戸唄とは歌舞伎に付随した三味線伴奏の「長歌」、それに対して短かものの「小唄」、さらにおどけや艶ものなど一種の流行り唄的な「端唄」と3種を言うそうだ。
<日本舞踊>
そして次の出し物は長太楼さんによる落語が「占い八百屋」。この演題は「柳家権太楼」師匠が演じていたものをテープで聞いて覚えたというのだから、これまた凄い。特にその古典落語に入る前の「18歳と81歳」の小話には腹を抱えて笑ってしまったのだ。他人事では無いと思うのでちょっと茲に書き残しておきたい。

心がもろいのが18歳、 骨がもろいのが81歳。
偏差値が気になるのが18歳、 血糖値が気になるのが81歳。
道路を暴走するのが18歳、 道路を逆走するのが81歳。
夜グッスリ寝れるのが18歳、 夜中に3回トイレに行くのが81歳。
恋に溺れるのが18歳、 風呂で溺れるのが81歳。
旅に出て自分探しをするのが18歳、出かけて戻らず探されるのが81歳。

おいおい他人事では無いぞ、クワバラ、クワバラ。
<花伝亭長太楼さん>
江戸連の忘年会、毎度毎度感心するのだが、午後1時半から始まり夜8時過ぎまでの長時間にわたり、そしてその間文化度の高い出し物が続き、江戸文化を愛する人たちの集まりだけあって、江戸時代の時の流れで進行しているのかも知れない。大したものだ!

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