2012年6月25日月曜日

芋ほりと野菜採り



日本の食自給率が40%という低率である。我々日本人は、日本の外で作られたものを食べさせて頂いていると言うことは、「食の安全」という観点から見れば「非常に危険な状態」と言えまいか。
先日親戚T氏から「今度の週末、芋ほりに来ませんか」と誘われた。早速「はい! 参ります!よろしくお願いします」と即断即決で参加を表明した。この日曜日、津久井湖の近くに在る畑をワイフと一緒に訪れた。軍手をはいて盛り上がった土と戯れ、ジャガイモを穿り出す。生き物と直接触れ合う興奮。ず~っとしゃがみ込む姿勢はすぐに腰当たりに違和感を感ずるのだが、それはコンクリート・ジャングルに派生する【都会性時代病症候群】の現われだと思うと恥ずかしくなって来る。
T氏ご夫妻は沢山の成果物を採り、自宅に帰ってから近所の人々に分けてあげるという。これからどんな危機が襲って来ようとも、この食自給率の高いT氏家族は安全なのであろう。都会に住む私はこのT氏がとても大事な人であると再確認した一日であった。
ちなみにこの日家に持ち帰った成果物は、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、大根、ふき、キャベツ、白菜、カブ、ソラマメ、エンドウ豆、バジル、キュウリ、春菊、しその葉、サンセス、レタスの16種に及んだのである。ただ今我家の板の間では、ビニールが敷かれ其の上に新聞紙を広げ、表面の湿気を取ってやる為にジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、カブたちが、一面に広がっている。