2014年12月30日火曜日

来年、2015年もよろしく!

来年の正月は南紀白浜で迎えます。私たち夫婦が正月を外で迎えるのは人生で2回目になります。1回目は今から20年前の1995年の正月をオーストラリア・ゴールドコーストで迎えました。シンガポールの駐在生活が終わり帰国の前にと企画したものでした。この時の主目的は家族でゴルフをプレイする事で、ブリスベンで2回、ゴールドコーストで1回プレーが出来ました。
今回はワイフが年末のおせち料理造りや正月の接客から解放されるようにアレンジしたものですが、元旦と2日の2回、ゴルフを楽しんで来ます。
大晦日の朝6時に家を車で出発、南紀白浜までおよそ8〜9時間のドライブです。殆どが高速道路なので助かりますが、お昼は2時間ほど奈良市内で観光を楽しむ予定です。

それでは、皆様 良いお年をお迎えください。

2014年12月21日日曜日

アベノミクスで悩む安倍さん?

今回の衆議院選挙において自公で326議席を確保、国民は「アベノミクス」を一応評価し後半戦に期待するという結果が出た。
ところで「アベノミクス 3本の矢」はそれなりに射られて来たのであろうか?
甚だ疑問である。「金融緩和」策はそもそも間違っていた。ジャブジャブお金を市場に投入しても国民の生活に一向に日が射さない。 2本目の矢「経済政策」はマイナス成長、そして3本目の「成長戦略」に至っては、日本がこの先どこを目指して行くか見えないままで、メチャクチャな現状である。
実は安倍さんご本人も、もはや3本の目標達成が無理と分かり始め(これがまともな判断なのだが)「アベ・ノミクス」なんて自分の名がついてしまって、方向転換もはかれずに、只まっしぐらこの道を走らなければならず、と実は悩んでいるかも知れない。
そもそもお金は汗を流した結果に付いてくる物で、人間とは自分の身の丈にあった分だけ有れば一番幸せに暮らせるのだ。為替や株や証券を数秒間で売り買いをして、汗もかかずに金を稼ぐ「金融空間」はごまかしの世界。これが格差社会を益々大きくしているのだ。
この辺を語り始めると、ブログでの行数では無理である。そこでまた近い内に悲憤慷慨をエッセイにして「ふざける菜古漬け」とでも題名を付けて第3弾を書いてみたい。

ところで私をそんな気持ちにさせた面白い本に巡り会った。それは水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)である。彼は言う:「日本は世界に先駆け、ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ(定常状態=ゼロ成長時代)という資本主義の完成域に達しており、これまでの成長至上主義から脱却し、つまり【より速く、より遠くへ、より合理的に】の考えから【よりゆっくり、より近くへ、より曖昧に】と転じなければならい」と指摘している。小生の【日本復活私論】に近似な考えに心強く思った。是非一読をお薦めする。

2014年12月7日日曜日

【投扇興】で「えい! やぁ〜〜」

12月5日 NPO法人『江戸連』の師走講と忘年会が堀切菖蒲園内の「静観亭」で開催された。何と開演が午後1時から宴会終了までが7時間という長丁場なのである。そしてその内容が盛りだくさんなのだ。第1部が「投扇興」そして第2部が落語2題、第3部が大道芸の大御所・光田憲雄氏による講演と実演である。そしてその後、その会場が8時まで「忘年会」会場に早変わり。ところがこのまま終わらずに、この日の司会・進行をやってくれた幹事を誘って「ご苦労さん会」を駅前で10時まで。ところがまだ続きが有って、同じ方向に帰る友が「腹が減ったのでそこの寿司屋で食べて帰ろう」となり巣鴨駅前でまたまた一献となる。家に帰ったのが11時30分。何と長い1日で有った事か。

しかし一晩明けたら、友人が「投扇興のいい写真が出来たよ」とメール送信してくれた。余りの素晴らしい瞬間なのでブログに載せてもらいました。