2017年12月31日日曜日

2017年はどんな年だった?

365日のいよいよ最後の日となった。一応数日前から大掃除的な行動を取ってきたが、今日は自分の部屋の掃除をして新年を迎える準備が完了。さてさて今年1年はどんな年だったか、自分の日記帳をペラペラ捲りながら回想してみたい。
今年は3月17日に息子一家が我が家の二階に引っ越して来た。これは今後万が一の時にでも同じ屋根の下に息子一家が居る事は何かと心強い。最初の頃はババは孫相手には疲れるので控えめにしないと、などと言いながら一番に面倒を見ているので、孫からは最も好かれているようだ。
ところでこの一年、株式市場は記録的高値で閉まり、就職状況では人手不足とかで売り手市場だと言われ、好景気の様相というが私には何かピンと来ないのは何故だろうか?
どうやら、好景気とは大企業の一部や金融市場など限られた分野に金が集中しているだけで、所謂人口比率で高い低所得層には寧ろ収入が減っている現実が心を寂しくさせているのだろうか。更にそれに輪を掛けて政治の貧困が我ら国民の気を晴らせない理由だろうか。
近隣の国でごげ臭い匂いを発生させているが、どこそこのトランプさんがプッツンして「戦争」にだけは至らぬように祈るばかりである。

そんな憂鬱な1年を終わろうとする最後の読書で中谷巌著『資本主義以降の世界~日本は文明の転換を主導できるか~』に巡り合った。この本が出版されたのが2012年2月となっている。私は全く同じ時期に『明日の日本を読む【日本復活私論】』を書いていた。中谷氏は近い将来に”文明の転換”により世の中が変わるといい、その主導を取るのが日本だと主張している。という事は私と中谷氏の考えが同じで、あの2011年3月11日の「東日本大震災」の時、被災地の人々の冷静沈着な行動を見て、そのように感じたというところまで私と同じなのだ。私の主張、縄文人の血を持つ日本人が将来この地球を救うのだ、と思うと将来が楽しく見えて来る。こんな事を考えながら「こぞ今年」となってゆくのだ。

2017年12月14日木曜日

「文京を歩くかい」18回開催で参加200人以上

<第5回:両国・国技館前にて>
先日18回開催の過去の記録を調べてみました。スタートしたのが今から12年前の2005年7月でした。当時は仕事仲間で「歩き」が好きな連中4~5人で「文京区は名所旧跡が多いので歩いてみよう」という事から始まったのです。しかし文京区もそんなに広く有りませんので5回目(2009年)には文京区から飛び出して鳥越神社~両国~回向院~芭蕉庵~深川七福神を歩いて新橋で打ち上げ、6回目は2010年7月「東京を違った角度から眺めてみよう」をテーマに飯田橋駅集合で北の丸公園を通過して北桔(きたはね)橋門から皇居内を散策し、その後市ヶ谷に出てグルリと神楽坂まで歩いて打ち上げ。
この頃が一番歩く距離が長かったようで(およそ15~17Km)、またメンバーから年に2回は開催して欲しいとの強い要請を受けてこの年は2ヶ月後の9月に7回目の「旧東海道を歩こう」をテーマに大森海岸から三田まで旧東海道を歩きました。その後は年に2回開催を原則にして高尾山登山(第9回)、文京の坂を歩く(第13回)、桜の石神井川に沿って(第15回)、文京区と熊本の繋がり(第16回)、本郷台の歴史を訪ねて(第17回)、小石川七福神を歩こう(第18回)と回を重ねる事が出来ました。
<第18回:伝通院「於大の方」のお墓の前で>
ここ数年は会員の皆さんもそれなりに歳を取って来ているので、これまでのような”歩き一辺倒”から”歩きながら文化や歴史を楽しもう”という内容に変えまして、午後からの開催とし観光ガイドをお願いしてウォーキングをゆっくりと楽しんでおります。共通の趣味「ウォーキング」で仲間の輪が広がりますと、どうしても昼間のウォークには都合で参加できずとも打ち上げの懇親会には出席する方も何人かおられます。嬉しいことです。
この12年間でご参加頂いたウォーカーの数が200名を超えました。参加者の一番少なかったのが第12回「東松山3デーマーチを歩こう」で3人、そして最多が第10回の26名でした。来年も続けて参りますので よ・ろ・し・く。

2017年12月4日月曜日

初冬の散歩道

12月の最初の週末の朝、例年のように東大・正門から安田講堂に向かう銀杏並木をワイフと歩く。真っ黄色のトンネルの中、真っ黄色になった絨毯の上を歩くのは最高の気分である。きっとこの週末が真っ黄色の銀杏の見どころの最後となるのだろう。

ここの銀杏は春先になると丸坊主のように枝が切り落とされるが、初夏にはもう新しい葉がビッシリと出て夏の光線を避ける日陰を作ってくれて周りより涼しくさせてくれる。そして真夏には耳をかっ割く「蝉時雨」の舞台となる。
10月に入ると独特の匂いを発して銀杏の実が地面を覆う。昔は近所の人たちが早朝にビニール袋と拾い棒を持って銀杏の実を集めていたものだが、最近はその風景はない。この銀杏並木通りは、そんな1年の変化を楽しませてくれる私どもに取ってのお気に入りの散歩道なのである。
ところで右の写真だが、我が家のトイレの中にも真っ黄色の銀杏が飾られている。これは東大から失敬してきたものではなく、ワイフのアートフラワー作品なのである。従って真っ黄色に色付いた実にはあの独特の匂いも無いが、真っ黄色の葉っぱが枯れ落ちることも無い。狭い空間で初冬の姿を楽しむのである。

2017年11月25日土曜日

「いきいきシニアの集い」作品発表


毎年「文京シビックセンター」で行われる高齢者と小学生の作品展(11月25〜26日)に今年も我が高齢者クラブ「田町みのり会」も参加しました。文京区には4地域で合計57の高齢者クラブがありますが、高齢者の健康維持を図るため1年間を掛けて自分たちで作ったものを展示して小学生の作品と一緒に皆さんに見てもらおうという企画なのです。たった二日間の開催なのですが、老人が多いせいか(自分もその一人なのだが)会場は大盛況でした。そして老人たちのおしゃべりが長いので、狭い展示通路はすぐに渋滞状況を生んでしまうのです。我がクラブからの出展は、写真、ちぎり絵、切り絵、そして手作りブラウス、カーデガンでした。
<油絵「安曇野の春」>
私は油絵「安曇野の春」をギャラリー・シビックに出展させて頂きました。やはり人を集めていたのは「実演コーナー」の「折り紙コーナー」でした。指導に従って指先を使って折り紙を折って指定された物を作るのは衰える脳には最高の刺激となるでしょう。

2017年11月4日土曜日

認知症と詰将棋


今年は史上最年少の棋士「藤井聡太」が誕生した。
(新記録:公式戦29連勝)藤井棋士がどうして強くなったと聞かれた時、「詰将棋を沢山やってきたお陰」と言っていたことが私の頭に残った。そういえば私は小学生/中学生のころ父親と将棋をしていた。そして定年退職をしたころ、ひとり「詰将棋」を始めた頃があった。今年藤井棋士(中学2年生)が新星誕生した時、「ボケ老人にならぬように詰将棋でもやってみるか」と昔使っていた【短編詰将棋集】(雑誌「将棋世界」平成9年5月号付録)を引っ張り出してきて始めたのだ。ところが我ながら以前に詰将棋をしていた頃と今との大きな違いに驚いたのだ。詰将棋なので一手、二手と進めて行くが、途中でやっぱり王様に逃げられた場合、もう一度駒を元に戻して再トライを試みるのだが、今やってきた手順を思い出せず元に戻せないのだ。つまり「認知症」の症状が薄っすらと出ていることが証明されたのだ。間違いなく短期の記憶中枢である「海馬」が歳を取ると共に衰えている証拠だ。
そういえば詰将棋のルールを忘れていたので、これでは正しく詰めないとインタネットで調べてみることにした。ルールとは(1)「歩」詰めはダメ (2)攻め方は王手の連続攻めで最短詰め (3)王方は王様を除くすべて残りの駒を使える (4)持ち駒はすべて使わねばならない(詰め上がりに駒が余ってはいけない)ということだが、このルールを思い出せないのは「認知症」では無くて単なる「物忘れ」ということだそうで一安心。ちょっと感心した「詰将棋」の一例を示そう。一番上の写真がスタート図で、持ち駒は「香」1枚のみで「9手詰め」。2番目に示した 写真が詰めの9手目の終了図。関心のある方はトライしてみてください。私も引き続き「詰将棋」に挑戦してゆくことで少しでも「海馬」の衰えを止めてゆこう。

2017年10月29日日曜日

えっ!我が敷地に大便が!

我が家の2階に住む息子がある日の朝、「父さん、大変だよ!2階の通路に便をした人が居るよ」と言いに来る。1階の入り口の鉄製ドアを開けて夜中に2階に上がってきてそこで大便をするとは、気味の悪い話である。我が家に恨みを持つ人も居ないはずだが。
そこで息子と相談して1階の駐車場内と2階の通路に「監視カメラ」を付ける事にした。最近は技術の進歩によって、随分と小さなカメラを簡単に壁に据え付け出来て、異常物がカメラを横切った時に自動的に録画され、いつでもその録画画像をiPhoneで見られるのだ。そしてそのカメラ2台のシステム価格も数万円で用意できるのだから本当に技術の進歩はスバラシイ。

カメラを設置してから10日くらい経った時、息子が朝やって来て、「父さん、また便をされたよ。しかしその犯人が監視カメラで分かったよ」と言う。私たち夫婦で、その犯人はどんな人なのかと”興味”とそして”恐怖”でiPhone上の画面を凝視した。それが、下の動画です。ご覧ください。

この撮影は夜中の2時過ぎに取られたもので、そして画面の中心に見える雨水の樋の横に薄っすらと固まりが映っていますが、それが便(つまり糞)なのです。犯人は近くの西片の山に住む「ハクビシン」でした。
やれ、やれ。





2017年10月5日木曜日

年金:「振替加算」が支払われているかチェックせよ!!

9月21日の東京新聞記事に「加入20年、妻が年上なら”振替加算”が行われているか要チェック」という文言が我が目に飛び込んできた。この記事は9月20日に「元公務員の配偶者ら10万人に総額598億円の年金支給漏れが有った」という問題を民進党が閉会中審議を行ったのだがその後すぐに国会は解散を決定。とにかくいい加減な「日本年金機構」だけに今回慎重に自分の妻はどうなっているかチェックすることにした。

参院厚労委で年金支給漏れ
について発言する加藤厚労相
ところで「振替加算」とは「会社員や公務員だった人(夫)と同居する配偶者(妻)に対して65歳から基礎年金に一定額を上乗せして支給する制度。夫の年金に上乗せする加給年金は妻が65歳になると終了する代わりに、妻自身の年金に加算される仕組み」となっている。だから65歳を超えた男性はこの(妻への)振替加算が実際に行われているか調べたほうがいい。もし奥様が年上なら絶対に調べて欲しい。私は真面目に調べ、日本年金機構から要求される必要書類(戸籍謄本、全員の載った住民票、妻の課税非課税証明書など)を揃え年金事務所に出向いたところ、すんなりと今後の妻の年金に「振替加算」が実行されることになった。それより驚いたのは、これまでの未払い分がおよそ70~80万円となり年内にかみさんに支払われるそうで、すげ~~ぇボーナスが出るようなもの。しかしおかしな話で私が新聞の記事に気づかず、そのまま過ごしていれば、このボーナスは無いし、妻の年金に加算分がない訳だ。決して世の中「知らぬが仏」だけではないという好例である。是非調べられたし!

2017年9月9日土曜日

高円寺「阿波おどり」の熱狂の中で


8月27日(日)高円寺駅前の「中央演舞場」の招待者・特等席から見物できる機会を頂き、夫婦で強烈な人が作る二拍子の熱気を体得できた。115の阿波踊り連が次から次へと3時間にわたり踊り巡るのだが、すべての連がそれぞれ趣向を凝らして私たちの前を踊ってゆく。すごい迫力だ。今年が61回目になるという。「踊り」とは人間の喜びを表現する代表であろうか。踊っている人すべてが幸せな顔をしていたし夢中に踊っている女性がみんな美しいのだ。26/27日の2日間の催しで100万人が高円寺駅前に集まり、踊っている人々が1万人いるという。「踊るアホーに見るアホー、同じアホーなら踊らにゃ損、損」はその通り。本当に一緒に踊りたくなってしまったが私たちはテントの中で起立してお囃子に合せて興奮しながら手を打つだけだった。しかし帰路に向かう時、何か気持ちがすっきりしたように感じた。

2017年8月26日土曜日

「法事」はいい習慣ですね!

私は長男で弟が一人。毎年夏休みを利用して名古屋に居る弟一家と長野市の西尾張部にある菩提寺「光蓮寺」に集合して墓参りをしている。今年は父の27回忌、母の13回忌というので、名古屋組4人、東京組6人、弟の次女は北海道に嫁いているので今回は参加出来なかったが、この度集まったのが総勢10人でした。そして今年が父母の回忌が重なっている事から東京の準菩提寺「栄恩寺」の住職もわざわざ長野まで来て頂き豪華な読経となりました。
弟の子が二人で共に娘、そして私の子は一人子の息子、その息子が一男一女をもうけたので、と言うことは遺伝子Y染色体から見ると私の父の血筋は孫の「功乃介」が引き継いてくれている事になる。

今回の法事の後は、皆んなで奥山田温泉・山田牧場にある「レッドウッド イン」で一泊。そして露天風呂で硫黄温泉を楽しむ。横に植わっていた葉っぱを大事なところに当てて隠しているのが功乃介だ。本当に楽しいひと時でした。

2017年8月19日土曜日

2年振りに描いた油絵

『梅と北岳ソウ』
制作年月日:2017年6月 サイズ; F4
2年ぶりにキャンバスに向かって描き始めた。ジジの家に来て壁に掛かっている油絵作品をよく見てくれるのが孫の花奈加(3歳)なのだ。ある日私が部屋の壁に掛けている油絵を変えて置いたら、真っ先にそれに気づいた花奈加が「ジジ、なんで絵が違うの?」と聞いて来るではありませんか。嬉しくなった私は「今、描いているこの絵はお花なので、この絵が出来上がったら花奈加にあげよう」と約束しました。今は亡き母が世話していた「梅」が花を付けた時の写真を参考に、それからワイフが創ったアートフラワー「北岳ソウの鉢植え」を題材に描いたもので、描いている途中で背景の壁に「はなか」と描き込んでしまいました。

2017年8月7日月曜日

毎年恒例の不忍池「蓮鑑賞」

毎年恒例の地元高齢者クラブの皆さんを誘って早朝ウォーキングをアレンジした。年々参加出来る人が、腰痛や骨折治療を理由に減ってしまう。

寂しい限りだ。そこで今年も一生懸命に新人を誘って何とか7人の参加を得た。まあまあである。来年はもっと増やして行こう。

所で今年の不忍池の蓮の花は当たり年。見事に満開だった。蓮の葉の安定した大きな広がり、そしてピンク色を全方向的に発散している蓮の花、仏が蓮を愛した理由がよく分かる。本当に雄大な花であり秋にはそのしっかりと葉や花を支えた根が我々の食を楽しませてくれるのだ。いつまでも大きく開いた蓮の花を見入っていた。

2017年7月9日日曜日

最高気温の中、老人会がウォーキング!


7月8日、ウォーキングの土曜日の10時30分、気温がどんどん上がりすでに30度となった。「ウォーキングの後で”うな重”を食べよう!」と言うテーマは皆さんに受けに受けて何とこの暑さにも拘わらず参加者は22名。
ウォークのコースは江戸時代から有った「興善寺」の裏、つまり現在の我が町会会館の脇がスタート地(上の図の①)。今回のウォークの目的は「蒲焼を食べる」以外に次の2つ有った。一つは「熱中症」対策の一つ、暑いからこそ、汗をダクダク、水をガブガブ飲めば熱中症にはならない事を体験してもらう事、そしてもう一つは、我々の町がある一帯は江戸時代から栄えていた事を知ってもらう事でした。従ってウォーキング・コースを点線で【江戸切り絵図】上に書いた資料(上の図)をみなさんにお配りして、うな重を食べる昼食時に解説をしました。私たちの住む「本郷田町(現在は西片一丁目)」のすぐ裏手は「阿部伊予守」のお屋敷で阿部家11代「阿部正弘」はペリーとの日米和親条約締結(1854)で最も有名だが、阿部家14代の「正桓(まさたけ)」の時に「大椎木の広場」を児童に遊園地として解放(1872)、これが「阿部さま公園」(図の②)と呼ばれて市民から大事にされて来ました。
そこから「清水橋」(水がほとんど流れていなかったので別名「から橋』。図の③)を渡って東京大学・正門に出る(図の④)。東京大学の敷地は「加賀前田家上屋敷」の有ったところで、その中に「回遊式築山泉水園」が造られ真ん中に「心字池」が有ったが、夏目漱石の小説「三四郎」の中で小川三四郎が里見美禰子と出会いの場として有名となり「三四郎池」と呼ばれて来ている(図の⑥)。加賀藩主13代「前田斉泰」の時、徳川11代将軍「家斉」の娘「溶姫(やすひめ)」を正室に迎えるにあたり(1827)慣例に従い通い門を「朱塗り」にしたので「赤門」という(図の⑤)。
最後のゴールの地は「松平右京亮」の中屋敷で小高い山(右京山:図の⑦)になっていたが、大正11年(1922)東京府に払い下げられ、高級借家住宅や独身者アパート「清和寮」その前に「清和公園」が造られたが、今では我が町会はこの公園で毎年「お花見」を楽しんでいます。この右京山にある本郷集会所にて、近所の真砂町にある「鮒兼」から出前注文しておいた美味しいうな重にかぶりつきました。
今日は暑い一日でしたが、健康徒歩運動と、栄養たっぷり食事と、更に住む土地の見直し勉強と、おおいに充実した一日でした。

2017年6月26日月曜日

「弾道ミサイルが飛んできたら」の警告広告見ましたか??

驚きました。私が同じ日に2つのブログを書くのは初めての事です。この理由は、私が本日いつも通っている「スポーツジム」でウォーッキング・マシーンに乗りながら、TVの広告を見て唖然としてしまったのです。それは「もし弾道ミサイルが飛んできたら、このように避難してください」という警告の内容だったのです。皆さんはもうすでにこのTV広告をご覧になりましたか? これからズ~~ット、少なくとも都議会議員選挙期間はこの警告広告がTV上で流れるそうです。広告主は「首相官邸」、そしてこの広告に費やすお金が4億円と言われています。
おいおい!! 本当に戦争が始まるのかよ! それから「弾道ミサイル」が飛んでくるというのは、一体どこからか? だれでもそれは「北朝鮮」とわかるのですが。
こんな茶番は止めてほしい。国民を何だと思っているのだろうか。「弾道ミサイル」が飛んできたとサイレンで知らされて頭を抱えて地面に張り付いてもすでに手遅れで何にもならないのだ。つまりお陀仏ということは誰でも分かるであろう。この広告を出した部署の本当の仕事は、「弾道ミサイル」が飛んでこないように相手と上手に交渉する事であろう!それとも、もう交渉は諦めてしまって、襲って来られる準備に入れと国民に宣言しているのであろうか??
こんな頼りない軍団に政治を任せてはいけない。都議会議員選挙も含め、我々一人ひとりが真剣に考えようではないか (こんなこと書いて「共謀罪」で捕まらないことを祈る)

6年ぶりにアガパンサスが満開


毎年梅雨が来るとシトシト雨に憂鬱にさせられるのだが、我が家の前にアガパンサスが咲き誇り、その憂鬱さを軽くしてくれるのだ。今年は例年になく沢山花を付けてくれて梅雨時なのに気分爽快なのが嬉しい。花を数えるとなんと40本にもなっていた。数本失礼して仏壇に供えた。このアガバンサスは実は母が世話してきた植栽の一つだったので、アガパンサスに取っても最高の場所に置かれたのかも知れない。

2017年5月29日月曜日

第17回『文京を歩くかい』7月16日に決定

<東京大学・三四郎池>
<湯島天神>
今回は文京区の域内でも特に「文化」と「文学」が集中している本郷台を歩きます。夏の暑い盛りですからウォーキングに集中するのではなく、ゆっくり歩きながら文京の歴史が学べればと、「文の京 観光ガイド」をお願いしてあります。足腰から鍛えないと行く末ピンピンコロリとは参りません。暑い盛りだからこそ、自分を鍛えるためにも是非万障お繰り合わせの上、ご参加をお勧めいたします。

実施日:2017年7月16日(日)

集合場所/時間: 地下鉄・丸ノ内線「本郷3丁目」駅                改札出た所に13:20集合

コース:一葉桜木の宿跡→高崎屋(酒屋)→ハチ公と上野栄三郎博士像→三四郎池→赤門→旧蓋平館→赤心館跡→菊富士ホテル跡→弓町本郷教会→大楠の木→喜之床跡→麟祥院(春日の局墓)→湯島天神→無縁坂→講安寺→不忍の池

懇親会:上野の居酒屋 会費4000円
     (17:00~19:00)

ご参加はメール( miyaha@kazum.net )にてご連絡ください。
<無縁坂>

2017年5月5日金曜日

こどもの日に想う

田んぼの畦を一緒に歩こうよ
土の中でドロンコに
     なってみようよ
トンボになるヤゴも土の中に
     いるよ
オタマジャクシはカエルになった
君はハエやネズミを知ってるかい
君のアレルギーは大丈夫かい

スマホもタブレットもいじれるもん
トイレでオシュレットもちゃんと使えるさ
ひとりぼっちでも寂しくないもん

そうかい、だけどジジは君と田んぼの畦を歩きたい

2017年4月24日月曜日

絵画鑑賞を楽しくさせる?


面白い本に出会った。題名は「知識ゼロからのフェルメール鑑賞術」(”美し過ぎる謎”が1冊でわかる)と言った表題が私のこころを擽った。そもそもこれまで「フェルメール」の作品にそれとは無しに気になっていたのだが、その疑問点「なぜ彼の作品のサイズは小さいのか?」、「なぜ彼の作品はこの世に30数点しか無いのか?」、「作品名”絵画芸術”とは一体何を意味しているのか?」、「なぜ彼はウルトラマリーンのブルーカラーを多用しているのか?」そして「何故に彼は日本で超人気なのか?」と言った諸点をこの1冊の本は見事に解決してくれた。更にこの本の著者”森村泰昌”氏の凄いのは、絵画に描かれたシーンを細かく分析して全く同じシーンを作り上げてそれを写真に収めることを仕事にしていること。その作品群を「まねぶ美術史」と言うそうで「まねぶ」は「まなぶ」と「まねる」相互の語源となる”古語”という。「まねる」ということは「まなぶ」ことだそうだ。私も油絵を描いているが、この1冊から沢山「まなぶ」事が出来た。今度は絵画展を観に行った際には、その見方を「まねて」みようと思った。

2017年4月9日日曜日

日本の教育貧困と日本語学校の繁栄

ご承知のように「日本の教育環境」は世界の中で最悪なのである。「国をよくして行くにはまずは教育にあり」と私は信じているが、どうやら日本政府では、「国をよくして行くにのは経済力だ」と考えているようだ。具体的数字で見てみよう。経済協力開発機構(OECD)の発表では、国内総生産(GDP)に対して国の教育への支出への割合は世界平均が4.7%に対して何と日本は3.5%で世界平均以下(2012年データ)。本当に子供達がかわいそうだと思う。日本の大学の世界ランキングが年々下がって行くのも当たり前の話。「東京大学」も今やアジア内ですらトップの座から落ちて、シンガポールや中国の大学の下に位置し7位という恥かしさ。昨年辺りから文科省が「職業大学」新設などと騒いでいるが、これも単に「大学の専門学校化」のようなもので、ダメ大学の援護策のような無能施作。そんなつまらない策でも非力な大学は便利屋さん(官僚)の雇用に躍起となり「役人天下り」愚策が蔓延してしまった。
こんな古典的停滞分野でもバプッテいる世界がある。それが留学生を受け入れている「日本語学校」なのだ。現在日本語学校は600校を越え、学生数は10万人を越えると言われている。例えば日本最大の1部上場日本語学校「明光義塾」の学生数は数年前には200~300人だったのが、現在は2000人規模。彼らは留学生として日本にくるが、授業料を稼ぐためにアルバイトに走る。しかし勉強と労働の二重生活の苦しさから脱落して行く学生も多い。日本政府は2020年に向けて「外国人留学生30万人計画」なんぞを打ち出した。この影に出稼ぎ目的の「偽装留学生」にも簡単にビザが下りている状態という。2020年のオリンピックの時には未曾有の人手不足に直面するわけで、これら偽造留学生がいずれその時の単純労働を担っている人たちだと思うと憂鬱な気持ちにさせる。(参考:週刊誌「週刊新潮」4/13号)

2017年4月2日日曜日

チョット寒いお花見

気象庁が東京都心での「さくら開花宣言」を出したのは、3月21日、お彼岸の連休開けの肌寒い雨降りの日。チョット先走っているのではと素人ながら疑って聞き流していた。テレビでもやたらと「天気予報」番組が流れているが、そんなに天気の移り変わりが私たちの日々の生活に重要なのだろうかといつも疑問に思っているのだが、毎日ニュースキャスターと天気予報士とのやりとりがなされているので、この時期には「いつ桜は開花するか」なんていう話題で異常に関心が高まっていたのかも知れない。
東京都心は靖国神社にある標本木で5輪以上咲いたら「さくら開花宣言」としているらしいが、春分の日の祭日3連休が18度を超える「バカ陽気」であったので桜がチョット開いてしまったようだが、それに気象庁の開花チェック職員がまんまと引っ掛かってしまった様だ。
4月2日の日曜、まだチョイと肌寒いのに、孫たちに「お外に連れて行って」とせがまれて江戸川公園の神田川沿い桜並木を訪ねた。ジジとババが驚いたのは、桜木に集まっていた人の群れだ。桜はまだ5部咲きのようだが、シートを敷いて宴会をしている大人連中はさくら鑑賞はあまり関心が無いように楽しんでいる。

どうやら本当の満開は次の週末になりそうだが、来週末は我が町会が近所の公園で「お花見」が予定されているので、今度はジジとババの方から孫を連れ出すことになるのだろうか。

2017年3月12日日曜日

311デビルズタワー

<2017・3・11東京新聞>

あれから6回目の3月11日を迎えた。左に示す「デビルズタワー」は全くあれから何も変わっていない(と思われる)。なぜなら我々人間様はこのタワーの中には全く入れないのだ。だから左の絵はタワー内部の想像の図なのである。きっと20~30年は人間様は自分の目で中を見る事は出来ないだろう。そこで人間様は代わりに入ってもらう各種のロボットを開発中だ。しかし左図をみてもお分かりの様にロボットに取っても簡単な作業ではない。すでに内部に入り込むロボットを作って、図の左下の線路の様に書かれた斜面から入れてみたが、残念ながら途中でダウンし戻ってこられない。そこで次にこのダウンし通路を塞いでいるロボットを拾い上げるロボットを新たに作らねばならない。ロボット作業の結果はやってみなければ分からないのだ。こんな事を繰り返して行くのだから、中に沈殿したデブリを少しずつ取り出し、運び出し、安全な壺の中に格納する作業を繰り返して、一体いつになったらこのデブリをすべて取り出せるのだろうか? 取り出せた所でその壺の処分はどうするのか??全く不透明である。すべて完了するには少なくとも100年や200年はタップリと掛かると思う。結果的にはこの「デビルズタワー」は人間の一生より長生きしてしまうのだ。本当に孫やその次の世代に申し訳ない物を残してしまったと憂鬱な気持ちにさせる。更には「使用済み燃料棒」をどのように処理して行くかの問題も現在全く方策は立っていないのだ。そんな現状下、それでも【原発再開】などと「お題目を唱えている」種族が信じられない。

2017年2月25日土曜日

怖い国”DPRK”と化学兵器

マレーシアのクアラルンプール空港で「金正男」が殺された。仕掛けたのは勿論DPRK。謀反を起こされる前に、その芽を摘んでしまおうというのが目的。ところでこのDPRKという国名からは何と「民主主義の」、「人民の為の」「共和国」という。開いた口が塞がらない。彼の国が世界を騒がす戦法は時代とともに変わってきているのだ。1970年代では自国の工作員に暗殺などのテロ行為を直接実行(拉致問題など)させていたが、その後「偽装」方式にかわり(大韓航空墜落事件など)、そして今回のように「代替え」方式と進化してきているのだ。今回使った兵器は「VXガス」。体重70kgの人の皮膚に10mgのVX液体ガスを落とすと、それが血液に入り体全体に広がり、およそ数分で死に至る。なるほど、金正男が二人の女性に襲われた後、取り調べ室まで自分で歩いて行った時間帯がそれに当たる。彼女たちがもし注射針を使っていたとすれば彼はすぐその場で即死していた訳だ。

VXガスは、我々が劇薬として恐れている「青酸カリ」の650倍の強さというから予想を絶する。さて今回で成功性が高いという実験結果を得たDPRKは次はどんな戦法で行為に出てくるか予測しよう。人口衛星とか弾道ミサイルを使って攻めると世界を脅威にさせているが、これは単なる見せしめ演出であり、そんな事はあり得ないのだ。なぜなら彼の国にはエネルギーが潤沢に無いので、数発撃ってしまえば終わりなのだ。しかしVXガスに限っては米国、ロシアに次ぐ量の保有国で、100トン以上のレベルで保有していると推測されている。これが、彼の国の本当に頼りになる兵器なのである。それを扱う兵士は上の写真なのであろうか。
恐ろしい!どの時代もそうだが「美女にはトゲがある」と信じてこれからも注意して生き残って行かねばならない。

2017年2月5日日曜日

21世紀の国富論と春節


この題名では全く結びつきが分からない。「風吹けば桶屋が儲かる」と同じような事か。しかしこの題名は私とワイフだけしか理解できないのである。「もうアメリカの真似事は止めよう。日本型の資本主義を目指そう」なんて言う表題に引き付けられて、原丈人(じょうじ)著『21世紀の国富論」を読んでいたら、「あとがき」に「原鉄道模型博物館100ヶ国語の解説」と書かれていた。これは全く国富論とは関係ないではないか。そこには著者の父原信太郎氏の手作り模型電車が日本一のジオラマの中を走っていると書かれており、即座に訪ねてみようという事になり、2月5日の日曜日にワイフを誘って「横浜」に向かった。
実は私も子供の頃は「電車マニア」でOゲージに始まり、HO, Nゲージへと時代とともに線路幅が狭くはなっていったが、HOゲージでは家の引き戸レールの上を走らせ、Nゲージ時代になるとベニア板の上に山を作り街を作って線路を何重にも組んで複数の路線をつくり電車を並走させて満喫していたものである。ベニア板の上に耳をくっ付けて線路の上を走るゴーーという音の強弱に痺れていたのを思い出す。広いジオラマ館内で雰囲気を満喫して、それでは「横浜」まで来たので「中華街」にでも出て夕食を摂ろう向かったが、そこは驚きの人溜り。
一体今日は何なのか?? 人に尋ねると「春節のパレード」だという。人垣を分けて側の中華飯店に入ったが中はガラガラ。しめしめと静かな雰囲気の中で美味しい中華料理を楽しむことが出来た。しかし店の外では太鼓と爆竹の音が響き渡っていた。全く関係ない事が繋がり合い、思いも寄らず横浜まで出てしまった不思議な一日でした。

2017年1月28日土曜日

【2045年問題】『シンギュラリティ』なんて「信ギュラレますか?』

いま「2045年問題」が欧米で話題になっていますが、ご存知でしょうか。ところで「シンギュラリティ」(singularity)とは「特異点」という意味。数学的な特異点なら分母がゼロに近づくにつれて無限大になって行くような点、物理的な特異点はブラックホールのようなものだそうだ。そして技術的な特異点は「AI」が完成する2045年にやって来ると推測されているのです。これを予測したのはレイ・カーツワイルで、彼は「ムーアの法則」を拡張して「収穫加速の法則」を唱え、”コンピュータ計算能力は加速度的に向上している”と主張するのです。
現在のコンピュータはメモリに入っているプログラムを実行してゆく「ノイマン型コンピュータ」ですが、一方で全く異なる原理で動く「ニューロコンピュータ」といわれる「非ノイマン型」が研究開発されています。
人間の脳が140億個の「神経細胞の集合体」でありシナプス結合によって電気的パルス信号を伝達している構造と解明されていますが、まだ分かっていないのが「精神」と「魂」と呼ばれるものが一体何んなのか?なのです。しかし人間の脳の中は「神経細胞」のみで出来上がっていることが分かっており、140億個のニューロコンピュータが実現されば、きっと「知性」のあるコンピュータが出来上がり、そこに精神や魂が生成されて行くのではと考えられています。そして「知的レベル」がニューロン数に比例するとすれば、人間の脳細胞は増やせませんが、ニューロコピュータは幾らでも増やせるので、いずれ人間よりも知的なコンピュータが生まれても不思議ではありません。
つまりこれまでの炭素系化合物の「炭素人間」から、進化したシリコンチップ上の「シリコン人間」が生まれることになるだろうと言われています。(参考:リコー(株)広口正之氏寄稿)
こんな時代になれば、これまでの概念とは全く異なる「不連続な世界」に変わっていることでしょう。
ロボットを使っていると思っているうちに、いつの間にかロボットに使われているという「パラダイムシフト」。

これが「シンギュラリティ理論」ですが、皆さん「信じラレテ~~~」おられますか?
私は「そうなってしまうだろう」と思うのです。何故なら2045年 になって大きく変わったとしても、それに気づかずに人々は過ごしてしまうのです。何故なら今から30年前に遡って考えれば、現在の生活など想像もつかなかったのですが、今はこの生活がたった30年の間にどんなに大きく変わったかなど気にせずに平然と毎日を生きているではありませんか。

2017年1月23日月曜日

「大相撲」私の願いは1年で達成!

1年前1月12日に「また大相撲が始まった」という題名でブログを書いた。大相撲・初場所三日目にブログを書いたきっかけは、NHK放送が新しい試みでツイッターと連動して番組を編成していた事と、そして相撲協会が若者に関心を持って貰おうと「和装デー」と銘打ってその日和服で来た人にプレゼントを渡していたと報道していたので、これは面白い企画と思いブログを書く気になったのだが。そのブログでは、日本人が優勝したのは何と10年前の「栃東大関」、そして日本人横綱は18年前の「若乃花」にまで遡ると書いたが、日本の国技でありながら悲しい状態が長く続いている事を悲観し「何とかしてほしい」と思っていた。
それが何とこの1年であっさりと実現してしまったのである。つまり昨年初場所で「大関琴奨菊」が優勝し、本当に10年ぶりに実現してしまったのだ。ところがその1年後の今年初場所は悲願の「大関稀勢の里」が優勝し横綱に昇格、19年目にして日本人横綱が実現したのである。

こんなことが起きるとは、1年前に私が「相撲」のことをブログに書いたのも何かの因縁か? それにしても白鵬が稀勢の里に敗れるシーン(上の写真の体勢)はこれまでは相手の力を利用して勝っていたのは白鵬の技倆で有ったはずなのに、今場所は稀勢の里が体をやらかく体を交わして白鵬をうっちゃっている。白鵬も怪我の後、切れ味を失ってしまったのだろうか? それにしても1年前大関琴奨菊が稀勢の里よりもお先に優勝したものの、稀勢の里が優勝し横綱となった今場所で、琴奨菊が大関から陥落するとは何という皮肉な出来事であろうか。勝負の世界は本当に厳しく、そして何と辛いものだと感じさせられた。

2017年1月5日木曜日

今年の初ゴルフ すべてが満足!


ここ数年、夫婦で正月にゴルフをすることにしている。その最大の理由は「かみさん」が【ゴルフ大好き人間】なので、私も楽しく付き合わせて貰っているのだが。
去年の正月ゴルフは「チェックメイトCC」で89で回れたので、今年も同じコースで80台をなんて期待していたのだが。天気は最高、ご覧の通り富士山がバッチリでゴルフも順調な出だし。「よし!よし!」今日も80台で回れるかなんて思ってしまった最終2つ前のホール(パー3)でダブルスコアの「6」、そして最終ホールはパー4をダブルボギーの「6」で
80台の夢は去ったものの「92」で回ってきたのだから私としては満足なのだ。かみさんは最終ホールの3つ前のホールでグリーンの外からカップインして、オリンピックの「5点」取得。結局かみさんがこのホールだけの得点なのに一人勝ちだった。まあ、夫婦して気分のいい一日だったので素晴らしい1年のスタートと言えようか。