2017年10月5日木曜日

年金:「振替加算」が支払われているかチェックせよ!!

9月21日の東京新聞記事に「加入20年、妻が年上なら”振替加算”が行われているか要チェック」という文言が我が目に飛び込んできた。この記事は9月20日に「元公務員の配偶者ら10万人に総額598億円の年金支給漏れが有った」という問題を民進党が閉会中審議を行ったのだがその後すぐに国会は解散を決定。とにかくいい加減な「日本年金機構」だけに今回慎重に自分の妻はどうなっているかチェックすることにした。

参院厚労委で年金支給漏れ
について発言する加藤厚労相
ところで「振替加算」とは「会社員や公務員だった人(夫)と同居する配偶者(妻)に対して65歳から基礎年金に一定額を上乗せして支給する制度。夫の年金に上乗せする加給年金は妻が65歳になると終了する代わりに、妻自身の年金に加算される仕組み」となっている。だから65歳を超えた男性はこの(妻への)振替加算が実際に行われているか調べたほうがいい。もし奥様が年上なら絶対に調べて欲しい。私は真面目に調べ、日本年金機構から要求される必要書類(戸籍謄本、全員の載った住民票、妻の課税非課税証明書など)を揃え年金事務所に出向いたところ、すんなりと今後の妻の年金に「振替加算」が実行されることになった。それより驚いたのは、これまでの未払い分がおよそ70~80万円となり年内にかみさんに支払われるそうで、すげ~~ぇボーナスが出るようなもの。しかしおかしな話で私が新聞の記事に気づかず、そのまま過ごしていれば、このボーナスは無いし、妻の年金に加算分がない訳だ。決して世の中「知らぬが仏」だけではないという好例である。是非調べられたし!

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