2010年10月27日水曜日

【第7回 文京を歩くかい】 快晴の中で実施


10月23日(土)は、前の日までグズグズしていた天候が信じられないような秋晴れの朝を迎えました。天気予報では翌日の日曜日はもう午後から雨となっているのですから、何とラッキーなことでしょう。そしてこの会は回を重ねるごとに参加人数が増えてなんと今回は18名にもなっております。
今回のテーマは『旧東海道を歩こう!』でして大森海岸がスタート地、そして旧東海道に沿って品川宿を通り三田までおよそ15kmを歩きました。
大森海岸駅から「しながわ区民公園」に入り、木々がこんもりと生い茂った薄暗い林の中を一列になって歩きました。時々木々の間から太陽の光がこぼれ落ちてきて、こんな都心にもかかわらずとてもすばらしい森林浴を楽しむことが出来ました。

次に坂本竜馬が黒船を見たという「浜川砲台」に出て、勝島運河の土手に沿ってコスモスが満開の「しながわ花街道」を海からの潮風に吹かれながら歩きました。
それから坂本竜馬の立像がある立会川駅前に出て、ここからは旧東海道を解説頂くガイド付きで「来福寺」~「山内容堂の墓」~「品川(ほんせん)寺」~「荏原神社」と歩き、そして「品川交流館」にて皆さん特製弁当で昼食。午後からの参加組と新馬場で待ち合わせし、「品川神社」~「権現山公園」~「御殿山庭園」~「東禅寺」~「泉岳寺」~「亀塚公園」を経て午後5時過ぎに三田の打上会場に到着。北京料理飯店を貸切り、9時過ぎまで懇親を深めに深めたのです。今回はデジカメで動画を撮ってみましたので、これを編集して近々【YouTube】にUPしたいと思います。乞うご期待。ここではその一部、「しながわ区民公園」の中、木に覆われた小道を一列になって歩いているシーンをご覧いただきましょう。

2010年10月15日金曜日

日和田山ハイキングと武者小路実篤

10月14日(木)友人H氏と二人で「野辺山歩き」に出掛けました。コースは西武池袋線で高麗(こま)駅下車、ここからまずは途中の彼岸花群生地として有名な「巾着田(きんちゃくだ)」に立ち寄りました。すでに彼岸花は終わっていましたが、しかしビッシリと畑一面に咲いている美しいコスモスが出迎えてくれました。
それから日和田山(305m)を目指しての登りに入りますが、途中保育園の児童達が大声を挙げて「頑張れ!頑張れ!」とお互いに元気付けながら一列になって登ってゆく姿に出っくわし、「こんな小さい時から登山を経験すれば、きっと何かを体得するはずだ」と嬉しく感じました。

日和田山頂上からは、すこし靄に包まれていましたが中々の眺めでした。それから物見山の脇を通って鎌北湖に出て昼食、そこから大谷木川に沿って東武越生線の「武州永瀬駅」に向って下りて参ります。その途中で八高線の踏切を渡った先にある武者小路実篤が理想郷を目指して昭和14年(1939)に作ったと言われる「新しき村」を通過します。

ところが私達二人が八高線の踏切を渡った直後にサプライズが起きたのです。H氏の友人K氏と偶然にもバッタリ出会ったのです。K氏はこの「新しき村」の住人で早速敷地内を案内して頂きました。「杉と桧の違いは?」、「真竹と孟宗竹の違いは?」などを教わり、そしてご本人が挑戦している「竹の炭焼き」現場を見せて頂きました。

現在ではこの竹炭は「脱臭剤」として、湿度調節用として、更には土壌の改善剤として利用されているので、人気が高いそうです。他に養鶏、椎茸栽培などが行われていて、早速採り立ての「初玉子」と「椎茸」をお土産に買いました。

午後3時過ぎには「武州永瀬駅」に着いたのですが、二人にてビールで打ち上げしようと酒屋を探しても見つからず、飲み屋も時間が時間だけにどこも開いていません。ほぼ諦めかけていた時に、4日前に開店したばかりという「ネパール料理」のお店が一軒開いておりました。ここで冷たい、冷たい生ビールで乾杯が出来たのです。美味しいネパール料理を食べたのも初めての体験でした。これは今日のもう一つのサプライズでした。

2010年10月11日月曜日

不動明王の開眼法要と木遣りお練


我が家の近くにある「澤蔵司稲荷」にて10月10日『不動明王 お練り』が行われた。これは(社)江戸消防記念会・第四木遣(きやり)親声会が100周年記念に「火伏せ守り本尊」である不動明王を澤蔵司稲荷に寄進するもので、隣の「傳通院」本堂前から木遣り第四区10組の纏を先頭に不動明王がお輿に乗って澤蔵司稲荷まで向かうというイベント。木遣り纏振りの行進、仏像の開眼(魂入れ)作法など多分一生に一度見られるかどうかの催しと思い出掛けてみた。朝方は激しい雨が降っていたが「お練」が始まる午前10時には雨は上がっていた。

江戸の中期、「火事とけんかは江戸の花」と歌われたころ、「町火消し」が町の鳶職中心に組織されて、火事と聞けば、纏を先頭に「それ!」と火事現場にはせ参じたという。町の鳶職が中心だったことから、社寺や家が造られるときに「木遣り歌」が歌われ続け、現在に引き継がれてきているという。澤蔵司稲荷別当のお話では、江戸消防記念会は第11区まであるそうで、この第四区は文京区、豊島区、千代田区の一部をカバーしており、神田明神など神社が多い地域だけに一番威勢がよく統率が取れているという。纏もそれぞれに違ったデザインで、それが振り回されながら、威勢のいい「木遣り歌」が日曜の静かな小石川台地に響き渡って、大変に気持ちがいい。木遣り歌の響きが余りにもスバラシイので持っていったデジカメで動画を撮ってみたのでご覧頂きたい。

2010年10月1日金曜日

秋祭り無事終わる!

今年も無事にそして盛大に地元の秋祭りを終了することが出来ました。
我町会は組織の団結が固いことと、青年部が大変に闊達に行動することでこの近辺でも最も元気のいい町会だと評判です。従ってお祭りも盛大に行われるのです。
特にこの時期(9月23~24日)ではお祭りの最終時期らしく、もうすでに終わっている地区のお神輿担ぎ手が集まって来てくれて元気のいい神輿の宵宮渡御、宮入渡御が繰り広げられるのです。これも我々町会の青年部が各地のお祭りに担ぎ手として手伝いに出ていたからこそ、そうして来てくれるのです。当町会にはハッピが200着ほどありますが、それがほぼ全数出切ってしまうのですから、神輿の回りには200人以上の人が囲っているのでしょう。

我ら老人会は神酒所をお守りする役割で、お祭りの期間中は朝から夜まで神酒所に張り付いています。この期間はこうして地元の人々との交流がとても楽しくもあります。朝からお酒を皆さんと戴いても誰からもお小言を言われない、すばらしい一日なのでございます。私も神輿の前に立つ「おんべ」役を仰せつかり、交通の激しい白山通りのほぼ中央まで神輿を引っ張り出す醍醐味を味わいました。そして縁起を担いで、神輿も担がせて貰いました。