2010年10月15日金曜日

日和田山ハイキングと武者小路実篤

10月14日(木)友人H氏と二人で「野辺山歩き」に出掛けました。コースは西武池袋線で高麗(こま)駅下車、ここからまずは途中の彼岸花群生地として有名な「巾着田(きんちゃくだ)」に立ち寄りました。すでに彼岸花は終わっていましたが、しかしビッシリと畑一面に咲いている美しいコスモスが出迎えてくれました。
それから日和田山(305m)を目指しての登りに入りますが、途中保育園の児童達が大声を挙げて「頑張れ!頑張れ!」とお互いに元気付けながら一列になって登ってゆく姿に出っくわし、「こんな小さい時から登山を経験すれば、きっと何かを体得するはずだ」と嬉しく感じました。

日和田山頂上からは、すこし靄に包まれていましたが中々の眺めでした。それから物見山の脇を通って鎌北湖に出て昼食、そこから大谷木川に沿って東武越生線の「武州永瀬駅」に向って下りて参ります。その途中で八高線の踏切を渡った先にある武者小路実篤が理想郷を目指して昭和14年(1939)に作ったと言われる「新しき村」を通過します。

ところが私達二人が八高線の踏切を渡った直後にサプライズが起きたのです。H氏の友人K氏と偶然にもバッタリ出会ったのです。K氏はこの「新しき村」の住人で早速敷地内を案内して頂きました。「杉と桧の違いは?」、「真竹と孟宗竹の違いは?」などを教わり、そしてご本人が挑戦している「竹の炭焼き」現場を見せて頂きました。

現在ではこの竹炭は「脱臭剤」として、湿度調節用として、更には土壌の改善剤として利用されているので、人気が高いそうです。他に養鶏、椎茸栽培などが行われていて、早速採り立ての「初玉子」と「椎茸」をお土産に買いました。

午後3時過ぎには「武州永瀬駅」に着いたのですが、二人にてビールで打ち上げしようと酒屋を探しても見つからず、飲み屋も時間が時間だけにどこも開いていません。ほぼ諦めかけていた時に、4日前に開店したばかりという「ネパール料理」のお店が一軒開いておりました。ここで冷たい、冷たい生ビールで乾杯が出来たのです。美味しいネパール料理を食べたのも初めての体験でした。これは今日のもう一つのサプライズでした。

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