2012年10月30日火曜日

こちとら江戸っ子よ!と『柳生の庄』

『柳生の庄』正面玄関



















10月末にわが町会の旅行が行われました。昨今都心の住民も高齢化が激しく、元気の無い町会が多くなっているのですが、わが町会は商店会、青年部、老人会などがしっかりと組織化されていて、本郷界隈では元気のある町会として評判が高く、この秋のお祭りでも神輿担ぎの人々が近郊から200人ほど集まりました。
郷愁を誘うお庭
ところで、今年の町会旅行は何と伊豆修善寺温泉・『柳生の庄』だったのです。この宿は知る人ぞ知る超高級な、鬱蒼と茂った竹林に覆われた館で、二人でスッポリお忍びする宿と言われています。つまりは町会の旅行には全く不適切な場所なのかもしれません。男衆の軍団が居ては他のお忍びに来ているお客様に迷惑を掛けるのではと考えてしまうからです。
私は定年退職後に町会のお仕事をお手伝いするようになったのですが、サラリーマン時代には経験のしなかった、「おいおい、こちとら江戸っ子よ! 食いねぇ食いねぇ、寿司食いねぇ!」のあの世界、やること為すこと兎に角“超一流”でないと気がすまない人々、つまり“見栄っ張りの世界”なのです。
いかに『柳生の庄』が町会旅行向け宿とはかけ離れているものか簡単にご説明しましょう。
3階建てのこの館には、13の部屋(2部屋構成)と2つの離れが有りますが、どれもこれも違ったレイアウトで同じデザインの部屋はありません。そしてすべての部屋に檜のお風呂が付いているのです。一人当たりの宿泊料は1泊2食付で、\42、150~\126,150となっています。
お部屋に付いている檜風呂
わが町会の役員がこの宿の経営者と親戚関係にあるからこそ出来たアンマッチングな旅だったのですが、大変に貴重な経験をする事が出来ました。
お二人で思い出の夜を作ろうとお考えの方には、お薦めのお宿と申せましょう。

2012年10月23日火曜日

第10回『文京を歩くかい』実施が決定


森鴎外生誕150年記念で文京区が催すイベントの例
                 今年は文京区では【森鴎外生誕150周年】と銘打って各種のイベントが組まれており、11月1日から新築『森鴎外記念館』がオープンします。それを機会に、そこを訪ねる事にして、また我「文京を歩くかい」も丁度10回目になるので、それを記念して「1回目」の時のコースをもう一度歩いてみようと言う事になり、11月25日(日)10:00AM~実施と決まり、次のような行程としました。
出発の地『巣鴨のお地蔵さま』
根津神社
11月25日 (日曜日)
①午前10時:JR「巣鴨」駅  「正面口」出た所で集合。→真性寺→巣鴨地蔵→六義園→富士神社(10分休憩)→吉祥寺(二宮金次郎墓)→駒込やっちゃ場→高林寺(緒方洪庵墓)→蓮光寺(最上徳内墓)→光源寺・大観音→
新築『森鴎外記念館』
見学30分)→滝のある『須藤公園』にて昼食(40分)

東大・安田講堂
②【昼から参加組】午後12時40分:地下鉄・千代田線「千駄木」駅「道灌山方面」出口を地上に出た所で集合。→須藤公園を出発(12:50)→藪下通り→根津権現→サトーハチロー住居跡→『弥生式土器 最初の発掘地』→東大・安田講堂(10分休憩)→三四郎池→赤門→法真寺(樋口一葉ゆかりの「桜木の宿」)→本郷薬師→桜木神社

③【文京ふるさと参加組】午後2時20分:地下鉄・丸の内線「本郷三丁目」駅 改札口を出た所で集合。→桜木神社をスタート(14:30)→『文京ふるさと歴史館』(宮原解説員によるご案内30分)→樋口一葉住居地→伊勢屋質店→源覚寺(こんにゃく閻魔)→伝通院(新設「山門」休憩10分)→牛天神(北野神社)→後楽園・ラクーア(16:40)
④『打ち上げ懇親会』(後楽園/水道橋付近)(17:00~2時間ほど)

新築の「森鴎外記念館」
第1回目は全行程17kmも歩いたのですが、今回はそれを12~13kmに抑えてあります。また今回は、上述のように①全行程組、②お昼から参加組、③午後後半から参加組と、各自が自分の体力に合わせて3種の行程が選べるようになっています。
それぞれの行程の中での注目点を紹介します。
午前中: やはり新規にオープンする『森鴎外記念館』が注目でしょう。
午後前半:「弥生式土器」の最初の発見場所にはいくつかの説があるのですが、今回は真実の場所へのご案内です。
午後後半:「文京ふるさと歴史館」で宮原が現在修行中の「ボランティア解説員」をさせて頂くのですが、多分シドロモドロでしょう。

さあさあ、『運動の秋』足腰を鍛える為に奮ってご参加ください。
参加申込みはHPのTOP画面の下段「ご意見ご感想」のメールにて送信ください。

2012年10月14日日曜日

秩父山系 丸山・日向山ハイキング

【丸山頂上からの眺望・左隅の尖がりが武甲山】
【急に視界が開けた!】
【武甲山を正面に下り】
10月12日(金)快晴の中、友人がアレンジしてくれた秩父『丸山と日向山』の山歩きをして参りました。西武池袋線、池袋7時25分発の「快速」に乗り、終点飯能で8時24分発の西武秩父鉄道に乗り換えます。友人は「東飯能」から乗ってきて合流し、まずは二人で今日の素晴らしい天気を喜び合い、その時車窓からは秩父の山々の稜線がクッキリと見え気持ちをワクワクとさせます。車内を見渡せば我々と同年代の山歩きグループでボックスシートは一杯に埋まっていました。40分ほどで「芦ヶ久保」駅に到着。この駅で降りたハイカーは5~6人いたましたが、どうやら「丸山」を目指すのは我々二人だけのようです。まずは標高850mほどの「大野峠」に向って駅前から歩き始めたのが9時10分過ぎでした。暫くは国道299号線を横瀬川に沿って戻るように30分ほど歩くと登山道入口「姥神」に到着、これからいよいよ登りです。早々と急斜面の、それも石ころがごろごろと転がっている歩き辛い登りが襲ってきました。しかし木々の葉の間からこぼれてくる陽が気分を和めてくれます。途中大野峠を過ぎたチョイト先で急に視界が開けます。そこはハンググライダーの飛び降りる場所でなかなかすばらしい眺めです。もうそこから丸山山頂は近く、11時30分には海抜960mの丸山山頂に到着、歩き始めて2時間20分が経っていました。山頂には立派な見晴らし台のある建物が建っていて、そこからは360度の展望が開けていました。芦ヶ久保の駅がおよそ海抜320mですから一挙に640mも登って来たのです。ここで昼食を摂り、後は下りです。「あしがくぼ山の花道」の側を通り「日向山」(627m)経由「ト雲寺」(秩父札所6番)に出ました。目の前には人工破壊の山「武甲山」がデ~~ンと不気味な姿で迫っていました。
【ト雲寺より武甲山】

それから「武甲温泉」(炭酸泉)に寄り汗と疲れを流して、冷たいビールで乾杯、本当に充実した最高の一日を二人で祝いました。

帰路は「横瀬」駅から16:29発の「特急レッドアロー号」に乗れて、あっという間に池袋に戻り、自宅のドアを開けたのは午後6時10分だったのです。2時間前には秩父の「武甲温泉」に居た事が信じられません。本当に楽しい一日でした。

2012年10月1日月曜日

『日本復活私論』講演、今度は川崎で


うれしい話なのです。今年6月、世田谷の「ボランティアセンター」から始まった小生の論文(?)『日本復活私論』の講演は、9月に早稲田大学の異業種勉強会で話させて頂きましたが、自分で言うのも何ですがこれも大好評でございました。ありがとうございます。
この度は川崎の勉強会『かわさき塾』から「是非『日本復活私論』のお話しをして欲しい」とお声が掛かり喜んでお受けしました。早速作って頂いた「チラシ」(表と裏)を下記に載せますのでご覧下さい。