2015年9月25日金曜日

空振りだった国会議事堂前


あの安保法案が参議院を可決で通過した後、この後はどうするのか?と自分なりに気になっていた。自分の気持ちに整理を付ける為にも自分で国会前に行こうと心に決めていながら、あれやこれやとスケジュールで埋まり中々実行に移せなかった。シルバーウイークの最後の日、9月23日の午後が自由になった。それ!と家を出て、何はともあれ地下鉄で「永田町」に向かう。この時の気持ちは、デモに参加が出来なくとも、心に決めていた事を実行しないのは何か気持ちが悪いと思い、やっと自由になる時間が取れた瞬間にそのような行動を取らせたと思う。
永田町から「国会図書館」の脇を通り「憲政記念館」を右折して国会議事堂の正面に向かう。あまりの静けさに何かおかしいと感じた。秋晴れの国会前にはビックリするほどの静寂が有ったのだ。それでも20数名の私と同じような考えで来てしまったような人々が思い思いの行動を取っている。やっぱり参議院を通過してしまったら、もう人々は諦めてしまったのだろうか。ちょっと寂しさが襲ってきたが、自分の高ぶる気持ちを抑えようと、一層の事ここから家まで歩いて帰ろうと決めた。
<二重橋前の人波>
桜田門を通過して、皇居正門前に来ると観光客でごった返していた。すれ違う人々の半分以上が日本語を話していない。「いいぞ、いいぞ、観光立国ジャパン!!」 これが普段の平和な日本の姿なのだろうか?
竹橋~神保町~水道橋と歩き通して、我が家には午後4時過ぎに到着。その日の夕方TVニュースを見て、国会前の静寂が納得できた。実は「さよなら原発と戦争」の全国集会が「代々木公園」で開催されており、私が国会前に居たころ、本来なら国会前に集まる皆さんは、代々木公園から渋谷に向けてデモ行進をしていたのだ。完全に私の国会議事堂前行きは空振りに終わったが、何か胸に支えていたものがス~ットと通った気がしている。「よし、また機会を見つけて国会前に行ってみよう!」


2015年9月20日日曜日

美味しい「すだち蕎麦」はいかが!

私は「蕎麦道場・愚直庵」に通い始めたのが2011年6月でした。そして今回(2015年9月17日)に訪ねたのが16回目となりました。つまりは年平均4回ほど道場に通った事になります。そしてその間に2回ブログに蕎麦研修の事を掲載しました。1回目の掲載が2013年6月1日『”たかが蕎麦されど蕎麦”の道を学ぶ』、そして2回目が2015年1月31日の『”そば打ち”の精神を学ぶ』でしたが、回を重ねる毎に益々「蕎麦道」の奥深さを実感致します。まさしく「蕎麦道」は、偏らず、拘らず、囚われずに一歩一歩あるいて行くしか道は無いのでしょう。
<私が作った「すだち蕎麦」>
今回は「すだち蕎麦」の料理法を学びました。毎回頂く「蕎麦たれ」を1対0.5で薄めた「つゆ」を作り冷やしておきます。次に蕎麦を茹でて丼ぶりに入れ、その上から冷えたつゆを挿して、その上に薄く切った「すだち」をパラパラと置くだけで完成。食する時には箸で「すだち」をグサグサと刺して「すだち」の酸味をつゆに混ぜ合わせます。これがこれがサッパリとした味でビックリしてしまうのです。料理に関してはプロ級のワイフに私の作った「すだち蕎麦」を食べて貰ったところ、「何と美味しいのでしょう!」と言ってくれたので、普段は褒めた事の無いワイフの感想ですから、これは間違いなくサッパリ系ファンには答えられ無い味なのでしょう。証拠写真を載せますが、この写真を見て頂くと、「すだち」の切れ具合と乱暴な盛り付け、蕎麦の太さなどから違いなく私の作品である事が証明されています。しかし味は絶品です!

2015年9月12日土曜日

2年半ぶりに「油絵」完成

<2015油絵【菊坂下道・路地裏】>
2年半掛けて完成した油絵が上の「菊坂下道・路地裏」です。そんなに長い期間が掛かったとはよほどキャンバス・サイズが大きいかといえば、たったの【F8(444X380mm)】ですから大したサイズではありません。それではなぜそんなに長い期間を要したのか? それはキャンバスに向かう時間が無かったと言うことです。これが油絵のスバラシイ所なのです。と言うことは、この絵は2年半も三脚スタンド(イーゼル)に乗ったままジットしていたのです。時々私は思い出したようにキャンバスに向かって絵の具を入れますが、それも1時間ほどです。従ってこんなに時間が掛かってしまったのですが、表題で「完成」とは書きましたが、油絵には完成などなく、描き加えたければどこまでも追求して良いのであって、終わりとは「ここで描くのを止めた」と言うことです。またいつでも気に食わなければ描き足してもいいわけです。
この絵は実は2年半前に描き止めた「本郷・鐙坂(あぶみざか)」と対になっておりまして、上の絵に描かれた階段を上って右に折れると「鐙坂」の途中に出るのです。「鐙坂」の謂れについてはHP上の「油絵2012年作品」の中で解説していますのでお読みください。鐙坂の場所に関しては下に示す地図上の赤色+のところです。

また、2015年作品「菊坂下道・路地裏」に就いての解説も小生HP上の「油絵作品」<KAZ’s Oil Painting>欄をご覧ください。更にこの絵が8月の時点でどんな絵だったか?は私の8月1日ブログ「老人会ウォーキングと樋口一葉」の中に載っています。さてさてどこが描き加えられているでしょうか? 

私は1995年末から油絵を始めましたので、今年で20年目となり、作品総数は62作品となりますが、年平均にしますとわずか3作品/年ですから大したことではない様です。その内で私の手を離れ現在
小料理屋や歯医者や友人宅などで掛かっている作品が15点になっています。そしてこの度ある「専門学校」の食堂に7作品が展示されました。本当にありがたいことであり感謝しております。
<専門学校・食堂ギャラリー>

2015年9月5日土曜日

第14回『文京を歩くかい』の実施日が決定!

<音無親水公園>
<江戸時代・板橋宿>
お待ちどうさまでした。今年の『文京を歩くかい』の実施日が決まりました。多くの「歩く」ファンから「今年はやらないの?」との問い合わせを頂きながら、中々スケジュールを組めずして秋を迎えてしまいました。
もう14回目になるのですね。随分と長い間続けさせて頂いております。
<現在の板橋>
これまでは「歩き」に重点を置いて15~17kmを歩いていたのですが、今年からはあまりガツガツと歩くのは止めて、少しゆっくりのんびりと景観を楽しみながら歩こうという事で総行程はこれまでの半分ほどにしております。そして今回のテーマは「石神井川に沿って歩き、旧中山道を歩いて巣鴨まで」としました。開催内容は次の通りです。

<近藤勇の墓>
日時:2015年10月31日(土) 13:00~
集合場所:JR王子駅 北口 親水公園口 改札を出た所
集合時間: 13;00
コース: 王子駅→音無親水公園→王子神社→加賀第二公園→板橋宿→近藤勇の墓→千川上水公園→巣鴨庚申塚→染井墓地→とげぬき地蔵→JR巣鴨駅 解散 →<懇親会>
参加申し込み: 宮原メール miyaha@kazum.net


多くの方々の参加を期待しております。