3・11「東日本大震災」の直後から書いたエッセイが『日本復活私論』です。バブル崩壊の後、日本はデフレスパイラルから脱し切れずに、やれ政治が悪い、教育が悪い、外交が出来る者がいない、マスメディアが腐敗している、などなど人に悪いのを託けて欲望のなすがままに突っ走ってきた我ら日本人が3・11で巨大なるお灸をすえられたのです。しかしその断末魔の中、被災地の方々の行動を観て何かを感じたのです。そして其のころ偶然にもインターネット上で見つけた「日本人は全く独自のルーツを持つ民族」という記事に触れてピンと来たのです。それは今や資本主義先導の地球が崩壊寸前の危機に有るのを救うのは我ら『日本人』であると瞬間にひらめき、それが『日本復活私論』になったのです。(この内容はHP上の<エッセイ>欄に掲載してあります)
ところが、3・11から暫く経って、日本のマーケッターとして活躍中の神田昌典氏がダイヤモンド社のビジネス情報サイト『オンライン』でインタビューを受けた記事に遭遇しました。掲載日は2011年4月4日ですから東日本大震災からわずか3週間後です。その時に彼は「3・11により価値観が一変しました。従い日本人が正しい振る舞いを見せた時、我々のあり方が世界中の経済活動の模範とされていくに違いない。奇蹟の復興の10年となる」と主張していました。小生の『日本復活私論』と同一の“超予測”を言っているではありませんか。それも「東日本大震災」の後のほぼ同じ時期に。
彼はその後構想を纏め上げ、今年2月にPHP社から『2022-これから10年、活躍できる人の条件』という新書を発刊しました。これがただ今各書店で平積みのベストセラーだそうです。ご興味あれば是非一読をお薦めします。
さて小生は、この『日本復活私論』に関して、この度NPO法人『生まれ育ちとこころを学ぶサンの会』から6月23日(土)にスピーチする機会を頂きました。詳細は次のURLをクリックしてご覧下さい。
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