我が町の高齢者クラブの旅行で北茨城の「うぐいす谷温泉」【竹の葉】を訪ねた。場所は北茨城・五浦海岸にある岡倉天心が「思索の場所」として使ったと言われる「六角堂」に近く、ちょっと海岸から引っ込んだ谷あいの中にひっそりとある一軒宿の温泉だ。知る人ぞ知る「隠れ宿」のようで、この日も団体は我々1組で他のお客はペア組で10組ほどが宿していた。
宿泊料金は決して高くなく、海の幸を使った料理は格別で、今の時期は「アワビのステーキ」が楽しめるが、11月~3月は「アンコウ鍋」が有名。旅荘の名前の通り宿は鬱蒼とした竹やぶに囲まれていて、露天風呂で一人静かに竹林をぬう風を楽しむのも最高。夕日が沈むころ、うぐいすの鳴き声が竹やぶの中の静けさを突然破った。しかしその驚きがこれまた気持ちいいのである。
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