我が家の2階に住む息子がある日の朝、「父さん、大変だよ!2階の通路に便をした人が居るよ」と言いに来る。1階の入り口の鉄製ドアを開けて夜中に2階に上がってきてそこで大便をするとは、気味の悪い話である。我が家に恨みを持つ人も居ないはずだが。
そこで息子と相談して1階の駐車場内と2階の通路に「監視カメラ」を付ける事にした。最近は技術の進歩によって、随分と小さなカメラを簡単に壁に据え付け出来て、異常物がカメラを横切った時に自動的に録画され、いつでもその録画画像をiPhoneで見られるのだ。そしてそのカメラ2台のシステム価格も数万円で用意できるのだから本当に技術の進歩はスバラシイ。
カメラを設置してから10日くらい経った時、息子が朝やって来て、「父さん、また便をされたよ。しかしその犯人が監視カメラで分かったよ」と言う。私たち夫婦で、その犯人はどんな人なのかと”興味”とそして”恐怖”でiPhone上の画面を凝視した。それが、下の動画です。ご覧ください。
この撮影は夜中の2時過ぎに取られたもので、そして画面の中心に見える雨水の樋の横に薄っすらと固まりが映っていますが、それが便(つまり糞)なのです。犯人は近くの西片の山に住む「ハクビシン」でした。
やれ、やれ。