我家の近所の河野歯科医院に私の油絵を飾って頂いてから早くも2年が経っている。そもそも置いて頂く切っ掛けは私が歯の治療で治療椅子に座らされてジィ~ット壁を見ていると壁に有名な北斎の浮世絵が掛かっていた。ここに絵を掛ければ患者さんは必ず目の前の絵を見る事になる。そこである日思い切って河野医院長にお願いした。「もしお許し頂けるなら、ここに私の油絵を掛けて頂けないでしょうか。もし患者さんの評判が悪かったら直ぐに引き下げますから」とずうずうしく一方的にお願いしたのだ。
最初に持ち込んだ絵は【都電 霞町停留所】であったが、患者さんの一人に霞町付近に住んでいた事のある方が居られたりして、まあまあ評判が良かったようだ。
そこで1年ほど前に患者として訪ねた時に、「もう飽きたでしょうから」とゴッホの模写作品【サントマリーの風景】と交換した。そしてそれからほぼ1年後の今年3月また患者とて医院を訪れると、我絵が待合室のソファー正面にデ~~ンと掛けられているではありませんか。
医院長曰く「治療室はチョット暗いのでここに移動しました。壁の色合いとピッタリなので、絵の上の天井にライトを新たに付けて絵を照らすように改造しました。皆さんから大変に評判がいいです」とのうれしいお言葉。
感激した私はロビー待合室のもう一方の壁に掛ける油絵【大沼公園からの駒ケ岳】を持ち込んだのであります。医院長が「この絵も色が冴えていていいよ」と言ってくれます。お陰さまで私の油絵愚作のサロンとなって頂いており感謝しております。
2010年6月20日日曜日
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