さぁ!スタートだ |
今年も、11月2~4日の3日間、東松山市で開催の『日本スリーデーマーチ』の初日20kmを歩いて参りました。初日20kmは『和紙の里、武蔵嵐山』コースで私に取ってはここ数年2日目に参加していたので、このコースは久しぶりでした。
昨年は35回の節目と言うことで大変に派手に催していたと記憶していますが、それに比べ今回は昨年よりはチョット静かさを感じました。それでも催しの冠に「日本」と付くだけあって、さすが日本一のウオーキング・イベントで、朝の東武東上線「東松山」駅は平日の通勤ラッシュのごとく人でごった返しておりました。スタート点になっている「松山第一小学校」の校庭には、この3日間だけは世界の国々から、そして日本の各地からウォーキングが好きな人々で溢れかえっているのです。
市野川べりに出て |
このコースの特徴は、全体的にフラットなコースですが、スタートしての小一時間は住宅街を通り抜ける単調な道で今一つなのですが、市野川の土手沿いに出ると、田園風景に変わり視界がパット開けて気持ちがいいのです。途中「鎌倉街道」に入ると「鬼鎮(きじん)神社」を通過。この神社は鬼を祀っているので節分の時には「福は内、鬼は内、悪魔外」と変わった連叫で有名だそうで、節分祭には近隣から多くの人を集めるそうです。およそ10km歩いた中間点が「菅谷館跡」となり、その公園の芝生にて10時半には早い昼食を取りました。
「菅谷館(すがや・やかた)」とは、平安時代末期から鎌倉時代を生きた「畠山重忠」の住居と伝えられ、その広大な土地には空掘りなどがあるところを見ると「お城」のような設計になっていたようです。畠山氏はそもそも「秩父平家」の系譜を引いていて、その後源頼朝に仕える「御家人」となり、鎌倉入りの際には先陣を努め多くの手柄を立て、頼朝からも厚く信頼されていました。しかし幕府内の勢力争いに巻き込まれ北条氏の陰謀により42歳の若さで二俣川(現在の横浜市旭区)にて討死した、平家と源氏の両サイドを渡り歩いた悲劇の主人公のようです。
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