<撒いているのは私> |
今日は2月3日「節分」の日。これまでの人生で今日こそ「節分の日」を実感した日はなかった。それは今年が私にとって6回目の年男で、近所の神社に豆まきとして初めて呼ばれたからである。午後3時過ぎに神社に行くとすでに年男で豆まきにきている人が10数人集まっていた。神主からお清めを受けた後いよいよ「豆まき」が始まった。小さな狭い神社の敷地には近所の子供達が大勢集まっていた。用意された「炒った大豆」「駄菓子類」や「みかん」を『ふくわうち!!』と声を張り上げてばら撒く。それを子供達が手を振り上げて掴み取ろうと夢中になる。その迫力にはついつい興奮してしまう。
節分は平安時代の宮中の儀式で旧年の厄払いとして祓い清める儀式として始まったそうだが、室町時代に豆をまいて悪魔を追い出す行事として発展し、民間にも定着して行ったそうだ。
豆まきが終わった後は、神社で甘酒をご馳走になり、一瞬の内に静けさを戻していた神社を後にした。これが私にとっての神社での豆まきの最後になるのかも知れない。
そこで一句;
『節分や最後チャンスの年男』
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