2019年4月5日金曜日

桜の中で「縄文時代」を楽しむ

<水子貝塚公園・白い丸の所は貝塚の発見位置>

<諏訪神社と桜>

つい4日まえに利根川沿いの水運の町「木下(きおろし)」を訪ね古代の「貝層」を見てきたばかりなのに、今回(4/3)は「貝塚」が大量に発見された富士見市を探索する機会に恵まれたとはビックリでした。

友人が『武蔵七党の【難波田城址】と縄文遺跡【水子貝塚】を訪ねる企画』を組んでくれたのです。
<氷川神社の湧き水>
スタートは東上線の「鶴瀬駅」で我が家からわずか40分ほどで着きます。朝から最高の天気で鶴瀬駅前の桜も5~6分咲きでしたが最高のお出迎えでした。
ウォーキングコースは まず「諏訪神社」からですが、この神社は大変古いそうで創立年が不明だが境内の欅は樹齢500年ですから古い神社でしょう。本殿を屏う大きな桜木も美しかったです。つぎは隣にある「氷川神社」へ。境内の一部が窪地になっていて木々が生い茂っていますが、下には「弁天池」があり湧き水が今も枯れること無く出ている姿をみて実に感動しました。
<難波田城址>

次に国道245号線沿いにある「ららぽーと・富士見」の巨大なショッピングモールの中で早昼食をとりました。食後暫く歩いて「難波田(なんばた)城址」に到着。中世の地元豪族「難波田氏」による平城だが、お堀や庭レイアウトや旧家がしっかりと保存されていてすばらしい。

<新河岸川と桜>
その後はしばらく「新河岸川の土手」を歩きましたが、土手の桜は満開にはチョイトは早かったでしたが誰も居ない静けさの中でのお花見は最高でした。そして次は高台に有る「大應寺」(真言宗)。この寺も創立は不明なるも古いのは確かで、本殿は平成21年に建て替えらたのですが、これがまた巨大でかつ荘厳で「おみごと」の一言。門前の桜参道もすばらしい。最後はすぐ正面にある「水子貝塚公園」に入り「資料館」では縄文時代の生活を学ぶことができました。
<大應寺参道の桜>
4日前に行った利根川沿いの「木下」は【縄文海進】の時には海の底だったが、ここ富士見市は武蔵野台地の北東縁に位置して海岸沿いだったので、この辺に縄文人が集落を作って生活していたわけです。私は、何となく自分の遠き故郷の空気を心の中で感じていたのです。


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