11月22日 午後7時から2時間、千葉大学・産学連携・知的財産機構・会議室において【コンプライアンスについて】を講義させて頂きました。受講生は「ベンチャー企業を起こした経営者」や「卒業したら速やかにベンチャー企業を起こそうと考えている学生」達です。コンプライアンスとは法規範、社内規範、そして倫理規範を遵守することですが、つまりは当たり前の事をしっかり守って経営しようという姿勢を指します。
ベンチャー企業のスタートの段階では組織もまだ若いので数人の規模でしょうが、その段階から「コンプライアンス・マインド」を体に叩き込んでおけば、いずれ組織が大きなっても、「不祥事」を避けることが出来るのです。
そこでベンチャー企業における「不祥事」の例を挙げて説明した上で、ベンチャー企業が「企業不祥事」に落ち込まない為の「危機管理の方法」として次の2例を解説しました。
(1)「ハインリッヒの法則」に学べ
これは「1:29:300の法則」とも言われていますが、「1件の重大事故や死亡事故の背景には、29件の中規模災害があり、300件の微小災害「ヒヤット、ハット」が起きている。この微小災害を潰さないと重大災害は避けられない。従い、日々の経営の中で微小災害のうちに対処せよ!
営業マン/作業マンの例で説明しました。 朝、その日の作業の優先度を決めて(Plan)、その順番で作業を行い(Do)、上手く行ったところとダメだったところを比較し(Check)、ダメだったところは、明日上手く行くように改善してみる(Action)。
このサイクルを毎日、毎日繰り返されよ!
この「比護ゼミ」の状況が早速フェイスブックで紹介されていますが、そこに書き込まれたコメントの中に「難しいテーマを分かりやすく説明してくれたので、為になりました」とあり、大変に嬉しく思いました。
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